介護の質の向上は人の生活の質を上げる事
たくさんの認知症の方々と関わってきました。
認知症の種類も勉強したのは当然でしたが、その認知症になった人と対して考えながら接して、反応を見て、模索しながら関わってきたので、認知症の介護をした、とひとまとめに出来るような経験ではありませんでした。
何と向き合っているのか
その現場の中で、認知症だからと一括りにし、疾患に対する知識だけで接する職員がいましたが、そうなると視点が差別的で質の低い介護をしていると思い悲しくなりました。
介護の質の向上には、疾患の知識も必要で、それを持って生活をする人の必要なサポートはれぞれであり、そこに柔軟に対応をしてこそだと感じます。
今は実務者研修があったり、介護施設でも教育が整っていて、疾患の知識を得るにはある程度足りているかもしれないですね。
でも現場で触れ合った経験でようやく知識が智慧となります。
人を介護する
それぞれの疾患に合わせた介護をしますが、疾患を持つ人を介護する。そこからブレたら介護の質は向上しないと思っています。
介護をするにあたり、
疾患がある→サポートが必要になる=疾患によって必要なサポートを決める
スタート地点を疾患から判断をした介護すると、介護職員に必要なのは『疾患の知識』だけとなってしまいます。
介護の役割で大切なのは、病気に向き合う人に寄り添い、QOLの向上の為に努める事。
介護は医療ではない。介護は病気を治療できません。
その為、介護のマニュアルは個別で必要になります。
それがアセスメントと呼ばれる情報です。
アセスメントは必ずあります。適宜更新され、定期的にも見直しがされるようになっています。
人がいる→疾患になった→サポートが必要になる=その人に必要なサポートは何か考える
スタート地点は人です。