介護ブログ

<高齢者あるある>鍋に火をかけたまま・・・

高齢者に向かう自分 高齢者あるあるが自分に訪れる

介護を始めたころ、入居者と同じような年齢の職員が働いている事に少し驚いた。

高齢者である介護職員と一緒に働き、自分の出来る事と差がある事は仕方ない。

と、高齢者介護をして分かっているからこそフォローをして働いて来ましたが、今は自分が助けられる方になりつつある。

緩やかに高齢者へ向かう自分を事例にし、高齢者は何がどうして困り事が増えるのかを分析。

 

高齢者あるある 鍋に火をかけたまま忘れる!

高齢者あるあるで、鍋を焦がしたというエピソードは鉄板事例。

介護施設で施設長としてご入居の相談を受けていた時、この理由で施設入居を決めたというのは多くありました。

「鍋を火にかける・・・その場を離れる・・・忘れる」

これを自分がやってしまった・・・情けない・・・

 

それって認知症?

ここでちなみに、認知症状の短期記憶障害と、高齢者のウッカリと判断を切り分けるポイントですが、

火にかけたことを記憶しているかどうか。

焦げ臭くなり、あっしまった!となれば、高齢者のウッカリ。

焦げ臭くなって、その鍋を誰が火にかけたのかと周りを疑ったら認知症状、短期記憶障害の可能性が高いです。

あとは個人的なエビデンスとして、焦げた臭いに鈍感になるのが認知症の方の特徴でもありました。

 

ウッカリ忘れるまでの経緯を行動から洗い出す

高齢者になりウッカリが増える、もしくは高齢者じゃなくてもよく焦がす人もいるかもね。

私の事例・・・鍋に火をかける。洗濯をするのにキッチンからベランダへ移動。火にかけていることを忘れる。焦げ臭い。焦がしたことに気が付く。

自身の事例を基に、高齢者あるあるのウッカリ焦がすについて自分の頭の中がどうなっているのかを細かく引き出してみました。

鍋に火をかけて「まだ時間がある」とざっくりとした時間感覚でその場を離れてしまう。

鍋に火をかける行為が日常になってしまい、気の緩みなのか火にかけた事を重大事項にしていない自分がいる。

その場を離れた後の自分の行動は、

洗濯をする為にベランダへ出る。そこで、カバンの中にあるハンカチを思い出し、キッチンを通らない部屋にあるカバンの中からハンカチを取り出すためにカバンを開ける。読みかけの小説が目に入り「そうだあともう少しで終わるから読んじゃおう」と、ハンカチと本を取り出す。

もうこれは、次々とやる事を追いかけてしまうヤバイ発想。しかも、鍋との全く関連のない事をやり始めたら戻れない。

例えると、道に転々とパンくずが落ちていたら、小鳥はパンくずをついばみながらどんどん進んでしまうような。

はたと気付くと、小説にどっぷり浸かって、火にかけている鍋を忘れた。

 

自分の取った行動を意識しているか
別の作業をやり始め次々と変わる目の前の状況は、ルーティン化している慣れた行動に上書きされてしまった・・・

逆を考えると、若い頃はまだ経験の繰り返しが浅いため、行動の全てにおいて脳がまだ慣れていないと判断し、脳の意識が向き続けているから忘れるといった事が無く、数多くの事をマルチタスクでこなす事が出来るのかも。

高齢の方が言っていた言葉を思い出した・・・。

「年を取ると一つ覚えると、一つ忘れる」

これは、慣れが増え、意識を向ける行動が徐々に減って脳を使わなくなった結果、記憶力の低下を招いたのではないのかと・・・恐ろしい!

常に自分の行動に意識をするように脳の機能を使っていないと、記憶の保持機能が弱ってしまう!と自己分析。

高齢者、慣れに要注意です!

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